短編

□止まり木
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明るい朝の光でふと目を覚ますと目の前には君のふわふわな髪があった。

そうだ、昨日から君とと一緒に住む事になったから…

そう思いながら君を起こさないようにそっと起きる。

料理が苦手な君の為に朝ごはんを作ってあげようかなと冷蔵庫を開けると昨日買って来た物しか入ってない。

どうやって生活してたんだろうかと思いながらも朝ごはんをつくる。

いつもは簡単にしか作らない朝ごはんをすごく悩んだ。

冷蔵庫の中身を思い出して思うのはバランスよく君にご飯を作らないとという事と…

いつも頑張り過ぎる君の休む所になりたいという事。

君の止まり木かなと思いながら苦笑する。

止まり木ってあのアホの思考が写ったのかなぁ?

それでも君の支えになれるなら…

そんな事を思う。

さあて起こしにいきますかっと。

すぅすぅと寝てる君を起こすと目をこすりながら起きる君。

おはようと挨拶をした後にどちらともなく

誘われるように





キスをした





『ていうか、あなたちゃんと冷蔵庫活用しなさいよ』

『えっいや、その』

『どうせろくなもの食べてないんでしょ』

『あぅ、そうです』

『ふふふ、安心して。ちゃんと規則正しい生活にしてあげるから』

『ありがとうございます。ただなんか怖いのは気のせいかな…』
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