短編
□番外編
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「...何処...?」
何故か私は起きたら森の中にいた
...たしか昨日の夜私は布団で寝たはずだ...
なのに何故目が覚めたら森に...?
...しかしえらく暗い森だ...なにか出てきそう...
「...小太郎?」
シュッタ
「...主...怪我は...?」
「ないよ...それにしてもこの森は?」
「...」(ふるふる)
「そうか...」
...それにしてもさっきからあの木から視線と殺気が飛んでくる...小太郎も気がついているようだし...
行くか?...人数は4人...行こう
「小太郎」
「...」(こくん)
シュッ
「!?」
「先生きたってばよ!!」
「ナルト慌てないでよ!!」
「落ち着け!」
子供が3人と大人が1人か...
とりあえず私は小太郎の援護に回るか...
「悪いけどさっきからあなたの殺気がうざいんだよ...なにか用でもあるのかい?」
「...用なんて無いよ俺は君が何処から来たのかしりたくてね。」
「ならちょうどいい...私もここが何処かしりたくてね...聞かせてもらおうか」
ドゴッ
「くっ...君に教えることは何もないよ...!」
「よっと」
...忍か?額あてになにかの模様が書かれている...
それに小太郎が後ろから狙われているのにこの男はきがついていないのか...?私のほうに視線をやりっぱなしだが...
「先生危ないってばよ!!」
「なに!?」
キンッ
おぉーぎりぎり防いだのか...
それにしても後ろから坊主が近づいてきている...
隙を見てくるきか?
どちらにせよ経験不足なのか知らないが隙だらけだ...
もともと戦国時代に飛ばされて戦場で戦いまくっていた私だ...
佐助が見たかぎり忍と武士もどきが混ざった戦いかたをするらしい...なんだかこれじゃあ中途半端に聞こえるが一般ぴーぽーよりはマシだ
...そういえば先ほどから思っていたがここは忍の里かなにかか?
金色の頭の坊主が増えている
佐助がよく使う分身の術か?
「なぁ...黒髪の坊主...」
「!?...なんだ」
「ここはあれか忍の里かなにかか?」
「...そんなことお前に教える義理はない」
「ぶっちゃけていうと私はそちらの顔面をほとんど隠した男が殺気を飛ばしてきたから攻撃態勢にはいったんだが...もとより私は戦うつもりはない。此処が何処か...という情報が欲しいだけだ」
「...わかった。攻撃はやめる。だからあいつの攻撃もとめろ」
「そりゃよかった。小太郎」
「...」
シュタッ
「さて...話をしようか...マスクさん...」