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□素晴らしい薬
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 ○バカップル
 ○シズちゃんを襲いたい臨也












 「いらっしゃーいっ」

 臨也のマンションのインタ
 ーホンが鳴り響く。お客さん
 は静雄でした。

 「おう……何かテンション高
 いな」

 「だってシズちゃんが遊びに
 来たんだよ?嬉しいに決まっ
 てんじゃん」


 「…うるせぇ」

 「あ?照れてるー」

 ピンク色な空気の二人は、仲
 良くリビングへ向かう。臨也
 のテンションが高い理由、そ
 れは。


 「シズちゃんコーヒーでいい
 ?」

 「ああ、ありがとな」


 臨也はコーヒーを用意する為
 にキッチンへ向かい、ある薬
 を取り出した。白い粉末状の
 それは、媚薬と呼ばれる物。
 しかも、裏社会と多くの関わ
 りを持つ臨也なだけに、かな
 り強力なものだった。

 「できたよ」

 臨也は素晴らしい笑顔で足を
 運び、静雄の隣に腰をおろし
 た。

 「どうぞ」

 「サンキュ、」

 静雄はカップに口をつけ、コ
 ーヒーを飲んだ。

 (やっほうシズちゃん飲んだ
 !すぐ動けなくなるもんね。
 襲い放題じゃん、まじテンシ
 ョンあがるよ?流石俺?俺さ
 す…)

 「は…?」

 臨也はそのままソファに押し
 倒されてしまった。

 「臨也……はぁ……っ俺…」

 (ちょ…ちょっと待て!!薬
 間違えた?!え?待ってよ!
 なんで俺襲われてんだよ?俺
 が襲うんじゃかったの??)

 「臨也…っヤらせろ……」

 だらだらと、変な汗が臨也の
 額を伝い落ちた。

 「ひぁ…っシズちゃん!?」

 「お前……コーヒーになんか
 いれた……ろ…?」

 「な、い…いれてな…」


 「いれたろ?」

 睨み付けられ、怯んだ臨也は
 、とうとうしゃべってしまっ
 た。

 「…いれた。けど…薬間違っ
 た。」

 「間違った…?…っ何をだよ
 ……」

 「や……んぁ…っあぁ」

 静雄は臨也の服を脱がし、胸
 の突起を軽く噛んだ。

 「薬いれたって事は…ヤりた
 かったって事だよなあ?臨也
 くんよお」

 「ん……っそうだけど…俺、
 ちが……っ」

 「何が違うんだよ、淫乱」

 「うるさい……っ」

 (何でこうなってんの?最悪
 。本当だったらそのセリフは
 俺がシズちゃんの上で言って
 るんだっつの)

 「は……っ本当は俺がやる側
 の筈だったんだけど」

 「お前が?」

 静雄は少しの間おし黙ってい
 たが、ふと口を開いた。

 「お前上乗れよ」

 「え?ちょっと待って…っ」


 静雄は臨也を抱き上げ、自分
 が仰向けになった状態で両腕
 を広げた。

 「……ほら」

 臨也は一瞬躊躇い、静雄の上
 に馬乗りになる。

 「うわ……恥ずかしい…」

 「上がよかったんだろ?」

 「う……うん…」

 臨也はうなずき、静雄と唇を
 重ねる。戸惑いながらも、臨
 也は静雄の服をするりと脱が
 し、静雄の胸の突起を弄ぶ。
 臨也が噛んだりひっかいたり
 しているうちに、少しずつ反
 応しはじめた静雄の自身を取
 り出すと、ゆっくりと口に含
 む。ひやっとした外気の温度
 から、一気に口内の温かいぬ
 くもりに包まれる。

 ちゅる、と卑しい音をたて、
 静雄の自身が少しずつ大きく
 なっていく。静雄のを口にく
 わえ、舌先を器用につかう臨
 也はとても卑猥で、静雄の心
 音がどくどくと波をうった。

 「……っ駄目だ!やっぱり俺
 が上だ!」

 「ふ……っ!?…っあ」

 静雄は臨也の口から乱暴にそ
 れを引き抜き、臨也をくみし
 いた。

 「ごめ……っ気持ちよくなか
 った……?」

 臨也は申し訳なさそうに静雄
 を見つめた。その表情は泣き
 そうな子供のようだった。


 「そうじゃねえよ、やっぱり
 お前は無理しないで俺にやら
 れてろ」


 「だって……シズちゃん、っ
 ……!?っ」


 臨也が話している途中に、静
 雄は臨也のそれに手をのばし
 、先端を引っ掻いた。強い刺
 激をうけて、臨也は必死に声
 を出すまいと歯をくいしばる
 。その姿さえ、静雄の気持ち
 を高ぶらせる。

 「イけよ」

 「…シズちゃ、俺…っイっち
 ゃ……」

 静雄は更に激しく臨也の自身
 をなぞり、上下に扱う。臨也
 は背を仰け反らせ、一瞬がく
 っと肩をふるわせると、腹の
 あたりに白い液体を吐き出し
 た。

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