*-*-*

□これは病気
1ページ/1ページ




 ○静雄が病んでます
 〇厨二ィィィぃ!!!!
 ○暴力表現があります
 ○DV静×可哀想な臨也








 視界に映る一つの影。その影
 の正体の折原臨也は、肩をが
 くがく震わせながら白い壁の
 隅に座り込む。

 細くて長い脚、柔らかくて闇
 に溶けてしまいそうな黒い髪
 、赤い瞳、小さくて狭い肩、
 怯えた表情、か細くて消え入
 りそうな声

 全部全部全部全部全部全部全
 部全部全部全部全部全部全部
 全部全部全部全部全部全部全
 部全部全部全部を愛してる。


 「臨也、好きだ」


 「いやだ……来ないで」

 じりじりじりじり
 臨也の目に俺のバーテン服が
 映る。

 恐怖に怯えた顔が可愛いくて
 、震えが止まらない肩を壊れ
 るくらい抱き締めたい。

 「お前は俺のもんだ」


 静雄が臨也をこの部屋に監禁
 して2週間。生活に最低限な
 ことはさせているが、時間さ
 えあれば静雄は臨也を殴る。

 臨也の細い腕は折れ、口元や
 首筋には無数の跡と滲んだ血
 。コートには白い液体が滲み
 、服は所々破かれて肌が露に
 なっている。

 喋る気力も無く、ただひたす
 ら静雄の言いなりになる日々。
 逃げ出そうとしたことも何度
 もあったが、それが出来なか
 ったから今こんなところにい
 る。

 「お願い…シズちゃ……んっ
 ……!」

 「言ってみろよ?俺はお前の
 ものだってよ」

 「俺は……シズちゃんのもの
 じゃな……っげほっ」


 臨也は全てを言い終わらない
 うちに大量の血を吐き出すし
 た。静雄が臨也の腹を蹴りあ
 げたのだ。壁に押されて座り
 込んでいた臨也は、顔を仰け
 反らせて苦痛に顔を歪める。
 真っ赤な血は口から首を伝い
 、コートのファーを真っ赤に
 そめ上げた。

 「言えって言ってんだよ!ノ
 ミ蟲!」

 「…っ…痛…やだ……」


 静雄は、拒否し続ける臨也の
 右脚を持上げると、まるで瓦
 礫を半分に折る時の様に、自
 分の脚で臨也の脚を踏みつけ
 てかかとを持ち上げた。

 「え……やめて…!嫌だ……
 っ言うから……!お願い……
 っ」


 凍りついた臨也を見て静雄は
 にやりと微笑んだ。



 お前はずっと俺のもの。
 触るのも、殴るのも、
 話すのも、俺だけ。

 臨也、あいしてる。



 例えそれがお前の望むことじ
 ゃなくても、狂った感情だと
 しても。


 「俺は……っシズちゃん……
 の…っものです…」




 そう、これは病気。



 あいする人への、
 さいあいの人への、
 狂った俺の赤い感情






 ‐‐‐

 病んでるシズちゃんが書きた
 かった!!
 デュラ×9の監禁ネタで興奮
 してやっちまいました;;
 読んでくださった方、ありが
 とうございました!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ