*-*-*

□HAPPY BIRTH DAY
1ページ/1ページ




 「ねえ臨也」

 「何?」

 「今日誕生日だよね?」

 「あ…、そうだ」


 臨也は、今僕のマンションで
 お茶を飲んでいる。


 喧嘩で出来た傷の手当てが
 終われば、いつもは帰してい
 るのだが、今日はひき止めて
 しまった。


 僕は密かに臨也に思いを抱い
 ている。


 本当ならとっとと手当てを終
 えて帰すのが普通なのだが、
 今日は仕事でセルティは1日
 いないし、どうせ誕生日を祝
 ってくれるような友人もいな
 いであろう臨也と、たまには
 くつろぐのもいいと思った。

 「自分でも忘れてたよ。って
 いうか新羅どうしたの?いつ
 もは追い出すのに今日はお茶
 まで出してくれてさ。誕生日
 だから?」

 「ねえ臨也」

 気がついたら口が動いていた
 。ああ、もうもとには戻れな
 い。

 「え、何?どうしたの?」

 僕は動揺する臨也を、ソファ
 ーに押し倒した。

 臨也に出したお茶に薬を入れ
 ておいたから、そんなに抵抗
 出来ない筈だ。

 「ちょ、どうしたの新羅?頭
 狂った?」

 「今日は臨也の誕生日でしょ
 ?だからさ、気持ちよくして
 あげるよ」

 「はあ?意味わかんない!離
 せ……」

 「気が付いた?さっき臨也に
 出したお茶、何入れたかわか
 る?」

 臨也は悔しそうに歯を食いし
 ばりながら、必死に睨んでき
 たけど、残念ながら顔を真っ
 赤にしながら上目遣いされて
 る訳で、誘ってるようにしか
 見えない。

 「何で…?俺なんか新羅に悪
 いことしたっけ…?」

 「してないよ?」

 にこやかに答えると、臨也は
 じゃあ何で?と苦しそうに聞
 いてきた。ちょっと媚薬がキ
 ツすぎたらしい。

 「まあ、いつも治療代無料に
 してあげてるお礼だと思って
 さ、あれ?これじゃ君の誕生
 日の意味がないかな?」

 「じゃあ、お金なら払うから
 …っ、」

 「薬は効き始めたばかりだよ
 ?処理大変でしょ?」

 「そんなの、っ、…」


 臨也は顔を腕で隠して、必死
 に快感に耐えていた。

 「僕が手伝ってあげるから、
 ね?」

 まあその薬を飲ませたのも僕
 なんだけれど。

 臨也は少し迷ったあと、小さ
 く首を縦に振った。






 *************



 「ん……ぁ、っ、新羅、」

 「大丈夫、深呼吸して?」

 臨也の後孔をならしおえて、
 ローションで濡れた手で臨也
 の頬をなでた。臨也、もしか
 して男とやった事無いのかな
 ?

 「だい…じょぶ、っ、」

 「じゃあいれるよ?少し我慢
 してね」


 震える臨也に自身をあてがい
 、少しずつ挿入していく。

 「痛…、っぁ、ふぁ、あ、や
 ぁ…」


 「すぐ慣れるよ」


 媚薬の効果で何回も射精した
 臨也は、絶頂を迎えても精液
 を吐き出すことはなかった。


 「あ、動か、ないで…、っひ
 ぁぁあ、ぁぁっ、しん、らぁ
 …」


 「薬ってすごいねえ、まさか
 臨也のこんな姿が見れるとは
 思わなかったよ、写メ静雄に
 送ったらどうなるかな?」


 そう告げると、臨也は顔を真
 っ青にして、しまいには泣き
 出した。

 「っ、やだよ、まさかそんな
 ことしないよね?新羅、」


 眉毛をハの字にして震える姿
 にはムラッときたけど、流石
 に僕はそこまで性格は悪くは
 ない(と思う)ので、冗談だよ
 と告げた。


 「それに、臨也のこんな姿静
 雄に見せたくないからね」

 一度引き抜いてから一気に際
 奥を突くと、臨也は高い声を
 あげた。

 「っあ、!?やら、ぁああ、
 ぁ…っ、ぁあ」



 「誕生日おめでとう」


 臨也は急に口を開いた僕の顔
 みて、恥ずかしそうに俯いた
 。


 「好きだよ臨也」



 僕が、ずっと好きだった君へ
 この気持ちを送ろう。


 僕に好きだと言われて顔を真
 っ赤にする君も、僕の肩に顔
 をうずめて泣きじゃくる君も
 、みんなみんな、愛してる。










 ‐‐‐

 誕生日おめでとう臨也さん!

 セルティを忘れ完全に浮気モ
 ードな新羅さんです←

 gdgd文で申し訳ない(;ω;)

 もしかしたらその内書き直す
 かもしれないです…

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ