*-*-*

□3
1ページ/1ページ





 薬で敏感になった体を帝人が
 弄ぶ。腰あたりをさわれば、
 臨也は身をよじるようにして
 顔をあからめた。

 「何これくらいで赤くなって
 るんですか?」


 「ふざけないでくれるかな…
 …、や……っぁ!」


 水で濡れた髪をふりかざし、
 気持ちいいと思い始める体を
 必死に否定する。


 「黙ってください」

 「ぁ…っ!やめ…ろ」

 「やめろ?今あなたは僕に指
 図できる立場にいると思って
 いるんですか?」

 「…っ…はっ……お願い…」


 帝人は臨也の胸を甘噛みしな
 がら、臨也のそれを触る。帝
 人は臨也の緩やかに立ち上が
 り始めているそれを上下に扱
 い、臨也に告げる。

 「気持ちいいんじゃないです
 か?」

 「気持ちよくなんか…っない
 ……っあ!!」

 「これでも?」

 「んぁっ!!……ッはぁ」

 先端を爪で引っ掻くと、薬で
 感じやすくなった体は快感を
 拾い上げ、甘い声と先走りで
 ぽたぽたと濡れていく。

 「ほら、気持ちいいですよね
 ?」

 「ぁ……も…らめ……っ!や
 だ……っあ!」


 狂ったように喘ぐ臨也を見て
 帝人は満足そうに微笑んだ。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ