D.Gray-man部屋

□コーヒー
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こんこん。

「失礼しま……」
「待ってたよ!」

コムイはマアムがドアを開ける前に出て来た。

「……」
「さ、どうぞ」
「失礼します」

部屋に入るとソファーに座らされた。

「何のご用事ですか?」

任務かな、と少し身構えた。

「ん?ほら、マアムは紅茶しか飲まないだろう?だからたまにはコーヒーでもと思って」

そう言うと機嫌良さそうにコーヒーを入れた。

「コーヒーのために呼んだんですか?」
「そうだよ。なんか可笑しいかな?」

不思議そうに首をかしげる。
コムイの返事を聞いてマアムは少し拍子抜けした。

「任務かと思いました」
「まさか。君は昨日帰ってきたばかりだからね」
「どうぞ」

コムイは嬉しそうにコーヒーを置いた。

「砂糖は……1つで良いかな?」
「は、はい。ありがとうございます」
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