D.Gray-man部屋
□クリスマス
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「僕にキスしてくれませんか?」
少し、照れたように言う。
「えっ……わ、分かった……」
軽く、マアムは頬にキスした。
「マアム、僕はこっちが良いです。だから、貰いますね」
そう言ってそっと唇を重ねる。
「アアアア、アレン?!」
「ご馳走様でした」
悪びれた様子もなく一言。
「……」
「もしかしてファーストキスでした?」
アレンの問いにこくん、と頷く。
「じゃあ僕がファーストキスの相手になれたんですね」
嬉しそうに笑った。
「もう……私のファーストキス奪ったんだから、責任取ってよね?!」
「もちろんですよ、お姫様」
マアムとアレンは
もう一度
甘い口付けを交わした―…。