相手自由部屋

□虐めと先輩
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学校なんて辛いだけ。
学校なんて大嫌い。
生きていたくなんてない。
だから、さよなら。

私の身体は宙を舞った……。

筈だった。

いきなり後ろに引っ張られ、身体は屋上のコンクリートに倒れる事もなかった。

「え……?」

身体を誰かが支えている。
背中越しに腕の優しさと体温を感じた。

「はあ……」

頭上で溜め息息が聞こえる。
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