相手自由部屋
□年下彼氏
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「先輩っ!」
「ひゃっ……!……えど?」
私に抱き着いて来たのは後輩のまつもとえど。
ちなみに私の彼氏だったりします。
「何してんのー?」
「暇だから校内散歩……ってか離れてよ。恥ずかしいんだけどっ」
えどは背が私よりも全然高い。
「寒いから良いじゃん」
「もー」
そんな可愛い笑顔で言わないでよ。
「先輩、今日も一緒に帰ろ?」
「良いよ。泊まる?」
「うん!ってか一緒に住も?」
キラキラとした可愛い表情。
そんな表情に私は負けるんだよなあ。
「あんたの親が許せばね?」
「え、親にはもう住んでるって言ってある」
……何ですと?
「聞いてないよ?」
「今言ったんだから当たり前」
は、嵌められた……。