テニスの王子様部屋
□*デート
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「茉鴉夢」
「あ、秀一郎、お疲れ様」
何時もの様に秀一郎の部活が終わるのを待っていた。
部活が終わった秀一郎はにこやかに声を掛けてくれる。
土曜日は休みなんだけど、テニス部は練習。
私は、いつもテニス部の練習を見に来ている。
「あ、茉鴉夢」
「何?」
「明日暇かな」
「暇だけど、どうしたの?」
「水族館のチケット貰ったんだけど明日どう?」
「い、行く!」
秀一郎とデートなんて。
どうしよう、嬉しい。
「じゃあ明日、9時に迎えに行くから」
「わ、分かった」