テニスの王子様部屋
□＊不安
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昼休み。
昼食を終えて、廊下を歩いていると数メートル先で黄色い声がする。
ちらりと視線を向ければ、侑士とそれを取り囲む女の子の姿。
笑顔で対応する侑士。
私の彼氏の侑士は、女誑しだ。
女誑しと言って良いかは知らない。
別に、侑士が手を出している訳ではないし。
ただ、来る者拒まず、と言った所だ。
別に浮気をしてる訳でも無いのだから、女誑しと言えるかは知らないけれど。
彼女の私に気付かないで、他の女の子と話している。
そんなのを見て、心がずきん、と音を立てるのだ。
不安でしか、ない。