テニスの王子様部屋

□*デート
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9時少し過ぎ、インターホンが鳴る。
部屋の窓から見ると秀一郎。
急いで玄関に向かってドアを開ける。

「おはよう、茉鴉夢」
「お、おはよう秀一郎」

私服の秀一郎かっこいい。
本当に爽やか。
似合うよね、爽やかな服装。

「さ、行こうか」
「う、うん!」

日曜日に秀一郎とデートなんて。
こんな珍しい事あるのかな。
普段日曜日も自主練だから、こう出掛ける事なんて滅多にないし。

「茉鴉夢、その格好似合ってるよ」
「しゅ、秀一郎も似合ってるよ?」

やばい、顔が熱い。
秀一郎に褒められると、他の人に褒められるより嬉しい。

「はは、ありがとう茉鴉夢」

照れたように笑う秀一郎は可愛い。
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