僕らの気持ち〜詩〜

□雫
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ぽたぽた…ぽたぽた…
落ちていく雫
まるで、君の涙のように


儚く散る君の心は
ぽたぽたと…
僕を狂わせるように


雫は語る
 『助けて』 と
でも僕は…助けない
君の叫ぶ様な悲鳴が
僕を興奮させる


愛しすぎた
君を愛しすぎたんだ
自分だけの物にしたい一心で
君を殺したくなる


愛しいから
殺したくなる
もう…手遅れだ


君の雫…血は
ぽたぽたと落ちる
殺したと
実感させる…――




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