僕らの気持ち〜詩〜
□存在に価値
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崩れるのは積み木
月の光
笑う 泣く そして
恨む 憎む
私はこんな世界で育った
綺麗な花だってこんな場所じゃ咲けない
息も不足してる
そして私はそれを待つ
期待と希望を覆う無機質な存在
絶望と怨恨を背負う価値と
この抗いの装飾はなんのやくにもたたない
ぐったりとした背中から目を伏せては
貴方から話しかけられるのを期待して 堕ちていく
黒い扉を開ける鍵を
白い扉を開ける鍵を
そう いつだって気づくのはもう一人の私
私は一歩遅れる
・・・