□標的128
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「京子ちゃん!!」

「ツナ君!!」

「無事でよかった!!」





花の家にお邪魔し、
玄関で待っていれば、
二階から降りてきた京子と話してる10年前のツナを見て、
後から降りてきた花は心中で驚いていた。





「ごめんなさい…私……」

「えっ、あ……気にしないでっ。
いいニュースがあるんだ!
ヒバードが現れたんだよ!!」

「!?
ヒバード…?」

「それって…」

「急ぐぞ沢田!」

「あ!
ごめん黒川…さん
もう少しの間京子ちゃんをかくまってくれないかな?」

「そりゃいいけど…」

「ありがと!
ヒバードのことで行かなくちゃいけないんだ!!
じゃああとでっ」





獄寺と山本の元に行ったγが気になる為、
花に京子をかくまってもらうと、
嵐のようにツナとラル・ミルチは去っていき、
出て行ってしまったツナを花はあぜんして京子は心配そうに見ていた………










「で、どーする?」

「オレがぶっぱなして奴の頭をおさえる。
降りてきたところをぶった切れ」

「オッケー。
おまえにしちゃ意外とアバウトだな」

「まずは……だ」





ツナとラル・ミルチが京子を見つけ、
並盛神社へ向かっている頃、
やっと連携をとることになり、
獄寺の簡単な説明に山本はニッと笑い、わーったと返事をする。





「そんじゃ、少しでもおまえがぶっぱなしやすくしねーとな」

「さずがにオレももう待てそうにない。
次の休みはあの世でとってくれ」

「ああ、待たせたな。
いくぜ!!」





球を打とうとしてるγに山本が匣を開匣し、
中からツバメが現れたその瞬間、
獄寺と山本はそれぞれ別の方向に走り出した。
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