□標的126
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京子が10年後の花と花の家に向かっている頃、
少し遅れてラル・ミルチは笹川宅の近くで様子を見ていたが、
京子を探している2人の男達がいるのと、
京子が未だに見つかっていないのを知るとその場からさり、
なぜか並盛公園と向かって行った………










「やはり笹川の妹はまだ捕まったいないようだ」

「本当ですか!?
よかったー!!」

「だがこれほどの監視の中、見つかっていないとすると一体…」



どうして並盛公園に向かったのか………


それは並盛公園でツナが隠れていたからだ。


まだ京子が捕まっていないと聞くと、
少し安心したのか嬉しそうな表情を見せるツナに対しラル・ミルチは、
何故見つかっていないと考えていれば、
空からバチバチと音がしたので、
ツナをマントの中に入れて木の下に隠れれば、
緑色の雷が何処かへ向かっていたのだ。





「γだ!!」

「あ…あれが?」

「何か見つけたのか?
あの方向…
(……!!
まさか……!!)」





並盛公園の上空を過ぎ去って行ったのは野猿達と同じブーツで飛んでいるγ。

γが空を飛んでいる上木の下とマントで隠れていた為、
見つかる事はなかったが、
γが向かって行った方向を思い出していればある場所を思い出したラル・ミルチ。


最悪な事にラル・ミルチの勘は見事に的中したのだった………
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