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ハグリッドにすぐに来てくれと呼び出された。
禁じられた森に不審者を見かけたらしい。
何故こんな日に限って、校長は留守なのだ…。
前にも同じように不審者が侵入したが、
また厄介なことにならないだろうな…
ん?そんなはずはないだろう、
ホグワーツにそんなに頻繁に不審者がいてはたまらない。
何かの記憶違いだ…。
スネイプは頭に浮かんだ考えを振り払った。
ーーーーーー
不審者はいた。
若き男性がひとり。
ケンタウロスの群れにまぎれていた。
一体、これはどういう状況だ?
「…という所で、フロドは…!」
「ーー此処で何をしている。」
その瞬間、驚きの展開が待っていた。
シーーー
いっせいに、ケンタウロスが口元に指先を当てたのだ。
「今、いいところなんです。お静かに。」
そう窘められた。
何故、こっちが注意されなければならん!