小さな本棚

□ハロウィンの日のお菓子
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「TrickorTreat♪」

















今年も最悪の日がやってきた。
























ハロウィンのお話1






















「お菓子くれないと貴女にイタズラしちゃいますよ♪クフッ♪」


















「咬み殺すよ。(セクハラナッポー)」


























「Σちょっと雲雀君!!台本と違いますよ!!しかも()の中見えてるし!!;」





















「あってるでしょ。さっさとお菓子貰って帰るよ。」



















「クフフ…僕はセクハラした事ないしナッポーでもありませんよ雲雀恭弥。さっきのは可愛い子供がハロウィンに言う言葉です。」














「…(可愛い?誰が?僕?←)まぁそんな事より早くお菓子頂戴。ナッポーが五月蝿いから。」









「ほらよ クソガキ共」








「はいナッポーほら行くよ。」










「Σちょっと待って下さい!!雲雀君!!お姉さんがくれたお菓子食べながら行きましょう!!(パク←食べた」






タッタッタ…







(行ったな…)

















パタン…




















(今、食べたからあと五秒…3…2…1…)



















「うげぇぇええぇろぉぉ!!」














「Σちょっとナッポー!!汚い!!」















「Σちょ…雲雀くん!!蹴らないでください!!;うげぇぇぇ!!」




















「(ざまぁみろ)」←毒入れた















私はお菓子が死ぬほど大好きな二十歳の大人の女だ

毎年ハロウィンにはこんな町はずれの私の家までガキ共がやってくる
なぜって?
そりゃあぶっちゃけ私の作るお菓子が世界一美味しいからサ
だが私の作るお菓子はあくまで私のためのもの!














(何で赤の他人のガキにあげにゃならんのじゃ!!ほしけりゃ金積めってんだ!!)




















トントンッ







「TrickorTreat♪」












「チッまたか(怒)」










カチャ…









「こんにちはー。悪魔のフランと申しますー。お菓子くださーい。(ニコ)」















「あらあら可愛らしい悪魔さんねwママが作ってくれたの?」









「いえミーはホンモノの悪魔ですー。」














Σ痛ぇガキだな?!!














「じゃあホンモノの悪魔くんには特別な(タバスコ配合)ケーキねwはいどうぞ♪」










「わーいw」








パクッ







(フッ…辛さで火でも吹いてろ)












「ん――…これはこれで刺激的な味ですけどー…(モグモグ」







Σコイツ味覚死んでんじゃねぇの!?;←引き








「ねぇ…ミーちゃんとしたお菓子食べたいなー♪」




…………









「はいはいそうですか。それはよかったでちゅね――」←からかうのにあきた









バタン













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