小さな本棚2

□鍋はいやだ
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雲雀さんは鍋があまり好きではありません。
その理由はこれを見たらあきらかでしょう…




「恭弥、今晩は寒いですから野菜鍋にしますよ〜♪(ニコニコ」





「……やだ。」




「……はい?(ニコニコ」



「僕、今日はハンバーグが食べたい」




「んんー?よーく聞こえなかったなぁ?」




「だからハンバーグが食べた「今日は野菜鍋です(黒笑)」Σうぐっ」




「やだよ!!だっていつも鍋じゃないか!!昨日も一昨日もというか先週も…毎日鍋じゃない!!



「そんな毎日だなんて…(笑)」




「だって毎日鍋じゃない!」




「人聞きの悪い…
よく見なさい!!味付け違うでしょ!!この前は赤味噌鍋!その前は白味噌鍋!ほら!違うでしょ!!




「微妙にじゃない!!」




「全然違います!!」




「どこが!?」



「あ、雲雀さんどうしたんですか?」



「あ、綱吉。」




「ボンゴレボス。お久しぶりです」



「聞いてよ綱吉!風が酷いんだよ!!
僕に毎日鍋を食べさせるんだ!!ハンバーグ食べたいのに…」



「好き嫌いせずに食べなさい!!雲雀恭弥ともあろう人が…!」



「そうですよ雲雀さん」



「綱吉!?」



大きな大人のくせにまだハンバーグが食べたいとかぬかしてるんですか?
いい加減にしてくださいよ。




「Σ酷い!!綱吉は僕よりその男を取るのね!!




「何キャラですかあんた」




「たまには違うキャラもやってみようと思って」←



「馬鹿ですか」




「酷い!てか君何しにきたの?」




「俺、雲雀さんが俺から借りた漫画を返してもらいに来ただけですよ。オトメンの




「Σ少女漫画読んでるんですか!?」



「「悪い?」」



「男が少女漫画を読んじゃ悪い法律なんてないし。今は男が少女漫画家っていうのもある」



「そーだぞーだー!」



「ウザいからやめてください。雲雀さん」



「Σ酷ッ!」




「それより早く漫画返してくださいよ」




「これですか?恭弥の部屋にあったんですが」



「あ、これですこれです。じゃ雲雀さん頑張って〜」



「Σちょっと!!魔王と二人っきりにしないでよ!!




「誰が魔王ですって恭弥。(黒笑)」




「ギクッ)…誰だろうね…;」




「………(黒笑)」




「………;」


「…………(黒笑)」


「…………;」



「……(黒笑)」



「……すみませんでしたORZ」




「分かればよろしい。
では野菜たっぷり鍋にしましょー♪ルンルン♪」




「……(絶対ピーマン入ってる…(泣))」



こうして、恭弥はまた鍋を食べる事になったとか…←


鍋はいやだ




(ピーマン嫌いピーマン嫌いピーマン嫌いピーマン嫌いピーマン…)
(ちゃんと食べなさい(黒笑))
(Σうぐっ!!)




 

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