小さな本棚2
□咬み殺す伝説の始まり
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「恭弥〜お弁当箱まだですかー?」
「ビクッ)ちょっと待ってー」
いそいそ
恭弥はそう言いながら庭に行き花壇に小さな穴を掘った
パカ←弁当箱を開いた
「……」
ポイッ←捨ッ
「きょぉやぁ〜?(黒笑)」
「ビクッ)何?」
「そこに今入れたのは何ですか〜?(黒笑)」
「……こ、これは…今日幼稚園でもらった種だよ」
「へぇ種………
……早く芽が出ると良いですね」
「そうだね。…………ホッ…;」
「…んなわけねぇだろうがクソ餓鬼!!!(怒)
それテメェ今日お弁当の中に入ってたピーマンだろうが!
今捨てるとこ見たぞ!!
くだらねぇ嘘ついてんじゃねぇぞボケが!!(怒)」←Σ誰!?
「Σごめんなさい!ピーマン捨てました!!
もうしません!!(泣)」
「テメェこの前もそう言ってやってたじゃねぇか!!(怒)
しかもピーマンの肉詰めなのに肉だけ綺麗に食いやがって!!(怒)」
「うわぁあああん(泣)」
「うるさい(怒)」
「Σうぐっ!!」
「……ハァ…じゃあ選びなさい。
1ヶ月ピーマン漬けの生活か、ピーマンなんか食べなくても強くなれることを証明するか」
「Σピーマンやだ!!」
「じゃあ食べなくても強くなれることを証明するのですか?」
「Σ無理だよ!僕、並盛幼稚園で一番弱いもん…殴られたらのすぐびちゃうし…グスッ」
「………恭弥…」
「ふぇうう…っ…」
「―――――…」
ガシッ←頭掴み
「Σ!!!?」
「甘ったれんじゃねぇぞゴラァアアア!!(怒)
あ゛ぁ゛!?(怒)」
「Σえ…っ!?だ、だって…」
「だってもクソもねぇんだよ!!
次弱音吐いたり泣いたりしたら…
…朝日は拝めねぇと思え(怒)」
「Σヒッ…;!」
「返事は!?」
「Σえ、あ、はい!!;」
「よろしい。
あと自分にメリットがないやつは肉食動物のように咬み殺しなさい。
草食動物は咬み殺しなさい。
武道家の血を引いてるのならできるはずですね?(黒笑)」
「え…ど、どうやって…」
「これをあなたにあげましょう。
トンファーです。」
「とんふぁー?」
「はい、これは近距離戦に適していますが改造すれば長距離でも中距離でも万能の優れた武器です」
「……武器…」
「それで今すぐ幼稚園で群れてる草食動物達を咬み殺してきなさい。」
「…分かった(幼稚園の子達より…風の方が怖い)」
「でも小動物…小さな動物は咬み殺してはいけないですよ。害がないので」
「はい…」
「では…殺ってきなさい」
「……うぅ…か、咬み殺す…!」
こうして雲雀恭弥の中で群れ(草食動物)=咬み殺すという方程式が出来上がったのだ
(因みに恭弥自身はこの事は覚えてません)
咬み殺す伝説の始まり
「咬み殺す!!」←未だにピーマン食べれない
―――――――=あとがき=―――――――
某人気アニメ的パロでいきました←
雲雀、ピーマン嫌いそうだったし←
蓮さんからのリクだけど…なんか失敗した…
風怖い…←
by綺羅