小さな本棚2

□おじいちゃんの胸に飛び込んでおいで☆
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「デーチモ!!私の愛すべき可愛い孫よ!!さぁおじいちゃんの胸に飛び込んでおいで!!」




「イ・ヤ・で・す!!;」



ガーン!!
何故だ!!何故なんだデーチモ!!何故俺の期待を裏切る!!」




「何ですかその霧の人が裏切ったときみたいな言い方!!てかガーンって!!」




「だってデーチモが構ってくれないもん。」



「可愛く言ってもダメですよプリーモ!!」



プリーモと呼ぶな!!
おじいちゃんと呼びなさい!!お兄ちゃんでもいい!!」←




「何ですかそのここだけは譲れないって感じの!!メンドくさッ!!」




Σデーチモが反抗期だ!!
お母さーん!!デーチモが反抗期だー!!




「お母さんって…ジョット…俺は母親じゃねぇぞ」



「G、立場的にお前かデーチモの嵐の守護者……名前はなんだったか…」




「あ、獄寺隼人って言います!!十代目にいつもお世話になってます!!」



Σ獄寺くん!!?(どっから湧いたんだ!?)」



「あ、十代目!遊びに来ました!!」



「あ、あっそうなんだ!!;」



「やぁデーチモファミリーの嵐の守護者兼ママン!、獄寺くん!久しぶりだな」




Σママンって―――!?(いつの間にそんな配役が――!?)」



「久しぶりだな。デーチモの嵐の守護者。」



「獄寺っす」



「獄寺…最近出来たスーパーには行ったか?
あそこは種類が豊富なんだ」




「あぁ行ったぜ。
だがそこのスーパーは種類が豊富な代わりに高いんだぜ?



「Σ何!?」



「あそこに行くより並盛商店街に行った方が断然安い」



「それは知らなかった…!
俺は今まであそこが一番安いと決め付けていた…!
獄寺!今度一緒に並盛商店街に行こうじゃないか…!」



「!!おう!」



「Σなんでシリアスっぽかったの――!!;」



「いやぁ初代ファミリーのママンGとデーチモファミリーのママン獄寺くんはなんだか気が合いそうだなぁ」



「Σだからママンって何ー―!!?;」



「母親の事でござるよ」



「Σ誰―――!!?;」



「!雨月!久しぶりだな!
今まで居なかったから存在消滅していたぞ!!



「Σ何気酷い…!」



「すまないでござる。横笛の練習に行ってたのでござる」



「(Σ変な日本語使ってる!!)」



「そうだったか。
そういえば聞いてくれ雨月!デーチモが反抗期なのだ!俺の胸に飛び込んでくれない!!」



「だから違いますって!!;」



「それは良いではござらぬか」



「「え!?」」




「反抗期は大人になる第一歩でござる。親離れするキッカケでござる」




Σそれはいかん!!デーチモにはずっと子供でいてもらわねば!!



Σ何でですか!!?無理ですよ一生子供なんて!!;」




「やだやだ!デーチモは一生おじいちゃん大好きでいるんだい!!」



「Σ誰!?」



「お前の大大だーい好きなおじいちゃんだよ。」




「Σウザッ!!」



エマージェンシーナースコール!
至急ナースコール!!

デーチモが非行に走ったー!!おじいちゃんをウザいってー!!」





「もうやめてくださーい!!;」



「ハハッ!楽しそうな事してんな!!今度は病院ごっこか?」



Σ山本!!(どっから入ったんだ!!;)」



「よ!ツナ!」



「デーチモの雨の守護者!また浅利雨月の血縁者!!山本武!」



「Σ血縁者だったのー!?てか長いッ!!」



「なんすか?」



「Σ普通に答えたー!!」








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