〜 名もなき詩 〜

世界設定


◆ それぞれの国について ◆

「名もなき詩」の舞台となるソレンジュ世界は、世界樹を中心とした6つの大陸が存在する。


 世界樹

 ウェオルド大陸

 フェオー大陸

 ティル大陸

 ラーグ大陸

 ウィン大陸

 ?大陸


1種族がひとつの国を領土とし、隣国との交流がある国もあれば、他の種族を嫌い、
ひとつの種族のみで生活している国や大陸もある。




◆ 種族について ◆

ソレンジュには12の種族が存在する。

・イング(人間)
特殊な能力を持たない種族。もっとも寿命の短い。

・テイワズ(人間)
人間と同じ種族ではあるが、微量の魔力を持つ。

・ファーロ(獣人)
元の姿は獣同然。普段は人間に近い姿をしているが、頭と尻には獣の象徴があり、肌は薄い毛で覆われている。力が強いが、知能はやや低め。

・エルフ
生き物の中で最も知能とプライドが高く、寿命の長い種族。そのため、同種族以外を嫌い、森に姿を隠して生活している。最も苦手とする種族は人間とファーロ。

・精霊
蝶の様な羽を持ち、身の丈30cmほどしかない種族。イタズラ好き。

・ソアレイ(神族)
神に最も近い存在とされる一族。世界樹から生まれ、不老不死と言われているが真実は不明。

・人魚
寿命は長いが、人間に狙われ絶滅しつつある種族。陸に上がることは不可能と言い伝えられていたが、進化した鱗に覆われた二本の足で陸に上がる事が出来るようになっている。

・竜族
普段の姿は人間と変わらないが、肌が黒く、身長が高い。基本的におとなしい種族だが、人間より長身のため忌み嫌われており、孤独に生活をしている。

・魔族
自由に姿を変える事の出来る種族。気性が荒く、短気だが、何故か竜族との交流が深い。あまり表に出てくる事はない。

・ケナズ
神の代行者。ソアレイと同じ世界樹から生まれるが、何百年に一度、一人しか生まれない特殊な人種。神の声を聞き、その役目を果たすための存在。

・ハガラズ
邪神の血を引く者。どの種族にでも転生するため、詳細不明。





◆ 十二神大戦 ◆

西暦最後、かつて地球と呼ばれた星は壊滅的な地震に見舞われ、絶滅の危機に陥った。

その地震により突如として現れた一本の大きな樹。

生き残った人間は新天地を求め、ともに協力し、のちに「世界樹」と呼ばれる大陸へ渡る。

大海原に揉まれ、同行した人間の大半が命を落とし、やっとの思いで大陸にたどり着いたのは、わずか12人。

たどり着いた先にそびえ立つ世界樹には、疲れた旅人を癒すように黄金に輝く12個の果実がなっていた。

不思議と人々は、吸い込まれていくようにその実を口にする。

それが……神となる果実とも知らずに。



それから何百年か続いた平和は、ある出来事によってもろくも崩れ落ちた。

5人の神の暴動。


突然豹変した神を抑えるすべもなく、「死の神」「竜神」「暗黒神」「混沌の神」「火神」は残りの7神によって倒される。

残った神は最後の力を振り絞り、新たに世界を作る。

「大地の神」は大陸を作り、「海洋神」は海を作り、「天空神」は風を作り、「光華の神」は植物を作り

「時空の神」は月日と時間を作り、「詩の神」は言葉と文字を作り、眠りについた。

最後に残った「秩序の神」は 世界樹とひとつになって、人間を生み出し、未来を見守る「管理者」となる。

世界樹から生まれた人間たちは、新天地を開拓し、新たな創世の時代を迎える。



そして「西暦」から「樹想暦」へと代わり、何千年もの年月が流れた。





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