〜 名もなき詩 〜
世界設定
◆ それぞれの国について ◆
「名もなき詩」の舞台となるソレンジュ世界は、世界樹を中心とした6つの大陸が存在する。
世界樹
ウェオルド大陸
フェオー大陸
ティル大陸
ラーグ大陸
ウィン大陸
?大陸
1種族がひとつの国を領土とし、隣国との交流がある国もあれば、他の種族を嫌い、
ひとつの種族のみで生活している国や大陸もある。
◆ 十二神大戦 ◆
西暦最後、かつて地球と呼ばれた星は壊滅的な地震に見舞われ、絶滅の危機に陥った。
その地震により突如として現れた一本の大きな樹。
生き残った人間は新天地を求め、ともに協力し、のちに「世界樹」と呼ばれる大陸へ渡る。
大海原に揉まれ、同行した人間の大半が命を落とし、やっとの思いで大陸にたどり着いたのは、わずか12人。
たどり着いた先にそびえ立つ世界樹には、疲れた旅人を癒すように黄金に輝く12個の果実がなっていた。
不思議と人々は、吸い込まれていくようにその実を口にする。
それが……神となる果実とも知らずに。
それから何百年か続いた平和は、ある出来事によってもろくも崩れ落ちた。
5人の神の暴動。
突然豹変した神を抑えるすべもなく、「死の神」「竜神」「暗黒神」「混沌の神」「火神」は残りの7神によって倒される。
残った神は最後の力を振り絞り、新たに世界を作る。
「大地の神」は大陸を作り、「海洋神」は海を作り、「天空神」は風を作り、「光華の神」は植物を作り
「時空の神」は月日と時間を作り、「詩の神」は言葉と文字を作り、眠りについた。
最後に残った「秩序の神」は 世界樹とひとつになって、人間を生み出し、未来を見守る「管理者」となる。
世界樹から生まれた人間たちは、新天地を開拓し、新たな創世の時代を迎える。
そして「西暦」から「樹想暦」へと代わり、何千年もの年月が流れた。