blackbutler

□変身!?
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それは、昨日劉が屋敷にやってきて


話してる最中だった



「伯爵はこの身長で満足してるかい?」


「あ?どうゆう意味だ」


僕の身長が低いとでも言いたいのか?


「いやー…ちょっとした知人からね、薬をもらって…私には必要ないからね」



「どんな薬なんだ」


「えーそれはつかってからのお楽しみ」



絶対に怪しい


絶対だ




だって劉だし…



「僕はもらわないぞ」



「何故です伯爵。面白いのに」



「僕の身になんかあったら会社がどうなるって話だ」



「そんな怪しくないですよ。効き目が切れたら戻るしねー」


効き目…?


「ああ…口が滑った」


「兎に角、僕は飲まない。そのことが用ならもう帰れ」


「私はこれでも客だよ?」


「五月蠅い」



「まぁ…話はこれだけじゃないんだからさ」



やれやれ、というような感じで


他のまじめな話をし始めた。










「でも、僕はその薬を飲んでいない…」



悩む





考えられるのはなんかに仕込まれた。



けど劉が居た時にセバスチャンのもってきた紅茶はすぐに飲んだからそんな仕込まれるようなことはない




「あれ…?」





劉が帰るときセバスチャンになんか言っていたような…



「執事君ちょっと」


「なんでしょうか、劉様」




ひそひそと何やら話していた



「お前か…?」

ぎろりと視線をセバスチャンの方に向けた



「おや、ばれてしまいましたか。私の演技うまかったでしょうに…それに、匂いを嗅いだ所、問題のないものでしたので」



「いつ仕込んだ」


「劉様がお帰りになられて、坊っちゃんが仕事にお戻りになられて仕事休めに出した紅茶です」



「……………」




クソ…


なんで怪しいと思わなかったんだろう



こんな身体じゃぁ使用人たちにも会えない



下の階にもいけない



「安心してください、坊っちゃんは珍しく熱で下に行けないと、申しておきます」



珍しくって…



なんか貶されているような。





「なぁ…セバスチャン…」



「はい、なんでしょうか」





いつもとは違う身体を起こし


セバスチャンの方に行き



肩に手をかけて押し倒す




「え…ど、どうしたのです」


「お仕置きだ、いつもの身体だと襲うことなんざ出来ないしな。」


「どうしたんですか、坊っちゃんらしくないですよ、成長したら性欲も…」



「五月蠅い」
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