長編

□俺の思い
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俺は大勢の中を1人で向かって行き


銃弾で撃たれるわ、パイプでボコボコにされるわだったらしい


まぁ、だから節々が痛いんだなと思う。




でも、1か月も寝ていたなんて



「そ、それより。お父様に目を覚ましたと行ってきます」


部屋を出て


バタバタと走る音が遠くなる。








そして数分すると


携帯に電話がはいってきた


液晶を見ると


父親から。



「はい?」


『あー、壱悟から聞いた』


「嗚呼」


『歩けるか?』


「わからねぇ」


『そうか、これるようだったら俺のいる部屋にこい』


「何処?」


『俺の部屋だ』



そう告げると一方的に電話を切られた。





ベットから起き上ろうとすると


腰に響く痛み。


「くっ」


なんとなく、今行こうと思った


後々行っても、なんかグチグチ言われそうかと思ったから。








痛みを堪え


父親の部屋に向かう



以外に父親の近くて



身体をそんなに無理させなくて済んだ。





コンコン、と一応マナーで扉を叩く



はいれ、と久しぶりの声が聞こえた。





ノブを回して部屋にはいる






「やっとか…」



椅子に座っている親が



ニヤと口を歪ませて




こちらを向いてくる。
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