blackbutler
□自分だけ…
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僕だけ僕だけを見ろ
他の奴には目を向けるな
お前は僕の忠実な犬だろ?
だから…
もう
僕だけ見ろ
----…
「セバスチャン、この新商品なんだが…」
返事がない…?
「セバスチャン…?」
何やら外の方を見ている
その方向には
毛並みがきれいな猫が居た
「ッッ…セバスチャン!聞いているのかッッ!?」
ハッとしたような表情を見せる
「すいません、坊っちゃん」
「まぁいい…で、この商品なんだが…」
新商品をかいてある
書類を机の上にのせ
セバスチャンといろいろと
仕事をこなす
するとセバスチャンが懐中時計を見た
「少し休憩しましょう、アフタヌーンティーの時間です」
ニコッと笑い
一旦部屋をでた
「はぁ…」
ため息を吐く
なんで…
いつもいつも
一緒に行動しているのに
僕を見ない
いつも猫
そんなに猫に魅かれるものがあるのだろうか?
僕の方がいいと思うのに…ッ
---…ハッ!
こっこれって。。
妬いてるのか…?
いやいやいやいや…
僕がセバスチャン相手にか?
さすがにそれはないだろう…
多分…
いや…嫌いってわけじゃないし
寧ろ…
いやでも…
わけわかんなくなってきたぞ?
僕はセバスチャンが好きなのか?
抱きたい…?
そう思ったことはないって言われれば嘘になる
美しい顔立ち
スラリとした体型
186もある身長
興味を持たないわけがない
アアアア…
どうなってんだよ…
すると
コンコンとノックされた