短編
□君の…
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初めて君に会ったのは入学式
ドキドキとわくわくにかられていた俺
入学式がはじまり
生徒会長とおもわれる人が挨拶をしはじめた
「みなさん、ご入学おめでとうございます」
ニコニコと愛想がいい笑顔をみせる
嗚呼…
綺麗だ
そう思った
はきはきと喋り時々みせる笑顔
なんて綺麗なんだ
一目で惚れてしまった
会長さん…
なんだ
「これで挨拶を終わります。3-A組内田奨-ショウ-」
内田…奨先輩…
なんていうかさわやかな名前だな
喋ってみたい
部活…部活なにやってるんだ?
少しでも少しでも一緒にいたい
そう思った
見ず知らずで性格もなにも知らなくって
ただ知っているのは名前だけ
なのに
恋をしてしまったのだ
でも…3年だろ…
部活一緒になっても数カ月で引退…?
一緒に居れる時間少ないじゃないかッ?
はあ…先輩…
でも俺諦めませんよ…?
恋はすぐに諦められるものじゃないですから
いつか
いつか
この思いを告げて
嫌われても、うざがられても
省かれて罵しられても
気持ち…
伝えたいです!
-END-