blackbutler

□自分だけ…
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「だって抱きたいのでしょう?」


にやりと口を三日月形にしてこちらに笑いかけてくる


「いい…のか?」


椅子から立ち上がりセバスチャンの方に向かう



「はい、どうぞ」


笑っている笑顔にはなにかがありそうで



それにまんまとはめられているように思うが


そんなこと気にしてなんていられないと思う…



(嗚呼…面白いですね坊っちゃんは、でも私の事がそんなに好きなんて予想外でしたね…私の思いもやっと通じたというところですかね?でも私が受けなんて本当に予想外でしたねぇ…)




セバスチャンの腕をつかみ


ベットの方に向かい


押し倒してみる



「坊っちゃん…顔が赤いですよ?」



「五月蠅い…ッ」




「で、1ついいですか」



「なんだ」


「どうしてソコそんななんですか?」



指をさすほうには


パンパンに膨れ上がり



下半身の1部が完璧に正常じゃないことがわかる



「なっ…だまれ…」



「なら黙りましょう、お好きなようにして下さい。シエル坊っちゃん」


「ッッ」


久しぶりに名前を呼ばれて


ビクリと身体を震わす




セバスチャンに顔を近づけ


またキスをする



「ンン…ンァ…ファ」


舌を絡め



唇を離せば透明な糸がのびる



そしてまた唇どうしを重ね合わせた



部屋中に響くいやらしい音



クチュクチュという音が耳にはいると


猛烈な感情がはしり



もっと濃厚なキスをする



唇を離すと



セバスチャンの赤くなった頬に手を添える




「好きだ…」


場の雰囲気にのり


告白をする




「私も好きですよ?ぼっちゃん」




プチプチと



燕尾服のボタンを外し





ベットの横に投げ



シャツのボタンも外していき



露わになる白い肌に手を通す
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