BLEACH-side story-#1(仮題)

□#4 It must not give way
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「斬魄刀を…吸収する…?!」
一護は戻ってきた恋次に巨大虚の情報を聞かされた。

「あぁ。そう報告を受けた…。吸収した斬魄刀の霊力の分だけエネルギーを得ていくらしい。」
「じゃあさっき急にあいつの霊圧が上がったのは誰かの斬魄刀が吸収されたからなのか?」
「…あぁ。しかも都合の悪いことに… 吸収されたのは十一番隊隊長のと十番隊隊長の斬魄刀らしい……」
「剣八のと冬獅郎のが?!じゃあ今のあいつの霊力は……」
「……元々のあいつ自身の力+隊長格の斬魄刀二本分になるな……」

「やばいんじゃねーのか… それって…」
―言わなくても分かっていた。
気持ち悪くなる程の霊圧が体中を襲っていた。
恋次も動揺していた。

「隊長格の斬魄刀が二本も吸収されたって瀞霊廷中大騒ぎだ……」


一護の表情は決意に満ちていた。
「行くぜ…俺は… 奴を倒す」

「駄目だ。上からの指示を待て!それに今お前があがいたってあの巨大虚にお前の斬月を献上するようなもんだ!」




「でも恋次…。どうやらあっちから出向いてくれたみたいだぜ…。」

「……なッ!!」


一護の視線の先には―


―何やら黒い物体が。



……ドッ!!
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