ショート

□日記ネタ
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秋くらいの島崎家朝の風景。




「慎吾、これをお食べ」
「またパン焼くの失敗したのか?自分で食えよ兄貴」
「まずいのヤだよ兄ちゃん」
「弟にならいいって?」
「食べてよ」
「やだよ」
「兄ちゃん、うまいの食べないと力が出ないよー」
「どんだけ横柄なアンパン●ンだ」
「食べてよ、時間ない」
「それ食って早く会社行けよ」
「分かった。今慎吾が食べようとしてるパンと交換しよう」
「分かってないよな、それ」
「慎吾〜」
「分〜かったって。バターとはちみつたっぷり付ければいいだろ」
「あっ何すんだ慎吾!そんな事したら焦げた苦いのとはちみつの甘いのとで意味分かんなくなるだろ!」
「いいから早く食えって。マジ遅刻すんぞ」
「鬼。悪魔。たらし。…あ、美味い」
「…俺に何か言う事ねぇの?」
「天才だな!」
「…いや、否定しにくいけどそうじゃねぇだ」
「あー!!はちみつ垂れた!!慎吾、布巾!ふきんー!」
「ばっ…あーもー落ち着けっ!パンは平行に保て動くな!」
「う〜慎吾のせーで遅刻する〜」
「理不尽過ぎるだろ!」







顔は慎吾さんを更に大人っぽくした感じのお兄さん。
基本情けない顔をしています。
髪の毛は黒…?かなぁ。
茶でもいいけど。

弟に対して甘えまくりのわがままし放題。


20091215分再録
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