アス×キラ
□天使湯。
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「アスラン!お風呂入ろっ」
「お風呂?」
AAには大きいお風呂があるんだとアスランに教えて風呂場を見せたらすごい驚いた顔をしていた。
アスランもせっかくAAの中にいるんだからシャワーばかりじゃなくて一度はここのお風呂に入るべきだよね。
「……大きすぎないか」
「えー。良いんじゃない?」
「そうか…?」
なんでだろ?表情からしてすっごい落ち込んでる感じだ。
AAの中でも大きいお風呂に入れるのになんで嬉しがらないんだろ?
「ねぇアスラン……不満なの?」
「いや,不満…じゃ,ない…かな?あ,…でも少し」
「なんで!?」
有り得ない!こんな大きいお風呂に不満があるなんて考えらんない!
僕なんて大喜びだったのに…本当にアスランの頭の中はよく解んないよ。
「じゃあ良い。僕1人で入るから」
こんな人と一緒じゃゆったり湯に浸かれないしね。逆に苛々して疲れが取れないかも…あー,嫌だ嫌だ。
「別に俺は,この風呂に不満があるとは云っていないだろ!」
「でも少し…って云ったじゃん」
「そう云う意味じゃなくて少し驚いたって意味だ!」
「なら解るように云ってよ!」
無駄にうるさく云ってくるくせに言葉足らずのアスランとは会話するのが難しくなってるここ最近…あーあ,僕たちもそろそろ潮時かな?
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