Lie and Love
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何も感じなかった。感じたくなかった。
怖くて憎しみで溢れるはずなのに、あんな瞳のせいで…
分からない。
貴方は…どんな人なの?
眠れなくて、夜中までずっとベッドに座って答えを探していたけど、
沢山の出来事の所為で頭が休息を求め、私は眠りにおちていた
Lie and Love_拙い思いだとして
眩しい、まずそう思った。
いつの間にか窓の外から朝日がのぞきこんでいた。
…起きなきゃ…、ボスはもうリビングに居るだろうか?
今日も…任務へ……行かなきゃ…
人形のように何も考えていないようにベッドを降りる、そして漸く意識が覚醒する。
違う、また…此処なのね。
現実は、残酷だった。
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