Eternal night
□第25夜
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―――…
「どうだった、あいつは光だったか?」
「…直感的に言えば…恐らく、」
「はっ、お前がそう言うなら本当にそうかもしれねぇな」
教会から出ると、リボーンはまずそう訪ねた。
しかし私の直感など、殆ど宛にならない。
瞳が隠れていたのもあって、まだはっきりとは言いきれないのが悔やまれる。
「…っああ、そういえば…何故瞳を隠しているのでしょうか…」
「怪我だろ」
「それは分かりますけど、」
あの様子だと、身体中を怪我しているように思える。一体何があったというのだ…。
「あの子、目が見えないらしいです」
沢田綱吉が口を開いた。
私は、え、と言ったもののその言葉をすぐに受け入れられた。
けれどまた謎。
(…この一ヶ月の間に何が起こったのでしょうか)
明日も、来ようと思った。
next.