03/16の日記

14:26
負けず嫌い
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高校生パラレル会話文。
もうすぐ進級の時期ですが、今年も一護砕蜂高1、浦原夜一高2、のままお届けします。









「あ、浦原さん、コレ。この間借りたタッパー返す」
「…ん?なんか入ってる?」
「筍と山菜の煮物だって」
「わー、ホント。美味しそー」
「おふくろが、『さつまいものサラダとても美味しかったです』って。あ、あとクッキーも」
「えー…ホワイトデーのお返しだったのに、またお返しもらっちゃった…」
「つーかマジでクッキー美味かった。特にナッツ砕いたの入ってたやつ」
「あー、結構甘くしましたしねー。松本サンには、バニラとビターチョコのマーブルのが好評でしたよ」
「あ、それも美味かった。夏梨はそれが一番美味いっつってた」
「じゃあまた作ろうかなー」
「うん…いや……しばらくはいいかな」
「え?」
「実は遊子が異様に対抗意識燃やしててさ、『絶対浦原さんより美味しいクッキー作る!』って、ここんとこ毎日クッキー焼いてんだよ」
「あらま。…じゃあご期待にお応えして、アタシも夜一サン相手に腕を磨こうかなァ」
「…小学生相手に張り合うんじゃねえよ…」



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