ソニックオリキャラ小説

□プロローグ
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ミスティックルーインの奥、
さらに奥に遺跡が立っていた。

その遺跡に光が舞い降りてきた。

光が遺跡の中に入り込んだ途端、あたり一面に眩い光が広がった。

光が消えると、そこは光る前と全く変わらない光景が広がっていた。
そして、何事もなかったかのように、再び静けさを取り戻した。



遺跡の内部には一人のハリモグラがうずくまっていた。水色のハリモグラ。その手には緑色のカオスエメラルドより一回り小さい宝石が握り締められていた。ハリモグラはゆっくりと目を開ける。

「……ここ……。」

ハリモグラは立ち上がった。そして、辺りを見渡した。

「……そう……。」

ハリモグラは俯く。宝石を握る手に更に力が入った。

「私、帰ってきたのね……。みんな、ごめんなさいっ!!」

一滴の涙を残して、ハリモグラは走り去った。





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