01/18の日記

23:32
ygo[宿盗] ※自己満足
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「寒いな…」
獏良は図書館を出た。冷たい風が頬を撫でる。
「…!……バクラ?」
獏良の目線の先にはバクラがいた。
「お…遅ぇよ…」
「ゴメ…でも何で?」
「宿主さ…上着…忘れてた…だろ」
手に上着を持っていた。
「バクラ…そっちこそ服着なよ」
いつもの赤い羽織りと薄茶の上着。前は勿論、全開だ。
「俺はこれで良いんだよ」
「僕の上着を着て!風邪ひくよ」
無理矢理上着を押し付けた。
「…着てやる…」
でも獏良はようやく気付いた。バクラの服は二枚重ね。上着を着るには服を脱がなければならない。車が行き交う道の真ん前で。
「ちょっ!バクラ!えっと…」
近くに公園がある。時間は19時ちょっと前。冬のこの時間帯は結構暗い。
「こっち来て!」
グイとバクラの袖を引っ張った。
−公園−
「…早く着なよ!」
バクラから目線を反らす。
「なあ…月が綺麗だぜ?見ろよ…」
空を見た。淡い光を放つ月があった。
「宿主…」
獏良はバクラを見た。バクラは月を見つめている。
「何?」
「……こんな所で誰かと口づけしてぇな…」
するとバクラは獏良に抱き着いた。
「!?」
獏良は戸惑った。半分脱いでいるバクラの身体。少し冷たい。月明かりで照らされたバクラは、いつもに増してエロさがある。
「宿主…な、いいだろ」
「…分かった…」
バクラは獏良の口に舌を入れる。獏良は応えるかのように舌を絡ませる。
「ぅ…ぁ…」
「宿主……」
自然と身体は身体を求める。二人は寒さなど気にせず愛し合った。
〜End〜

−後書き−
盗賊王及び宿主ファンの方。すみません!私は逃げます!以上ー☆

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