。トリップ

□補足とあとがき
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昨年、一読者として楽しませて頂いていたあずさんのトリップ話が、企画として発足すると聞き。機会に恵まれ参加させて頂けることになりました。
私が話を聞いた時は、琉夏、兄貴、嵐さんの書き手さんが決まっている状態でした。
私は誰を書かせてもらおうかなーと考えていたところ。
あずさんから、
『設楽先輩書ける?』(すいません、ウロです)
との提案が。


えええ私が設楽聖司!? あの上流階級のお坊ちゃんを? 新潟のどこに連れていけばいいの? あの人に何を見せたら喜ぶの? 田植えとかできる? ていうか新潟と先輩程合わない組み合わせはなさすぎるどう設楽!
と、一人ツッコミの嵐さんでした。
更に先輩の話は数える程しか書いたことがなく、ツッコミの後にやってきたのは不安の嵐さん。
あの人、私の手に負えるのか? という気持ちはあったのですが、逆にミスマッチな組み合わせもいいかもしれないと思い、提案にどかりと乗っからせて頂きました。


にしても、新潟の見どころってなんだ? 先輩をどこに連れていけば、何をやらせたらいいんだ? と初っ端から行き詰りました。
企画発足の際に行われた会議で、『新潟ってなんですか?』とイメージを聞いたところ

・フカヒレ
・たらい舟
・たらい舟でくるくる回って酔う先輩
・日本海の荒波(どっぱーんという白波)
・泥んこ先輩
・田んぼで尻もちをつく先輩
・何をやってもうまくいかずに拗ねる先輩
・おにぎりを食べる先輩
・日本酒に酔う先輩
・祭
・はっぴを着た先輩
・はっぴを着せられて無駄な抵抗をする先輩

……などなど、貴重なご意見を頂きました。
何気にいじられまくりな先輩に、これはギャグでいくしかないと決意しました。
正直、はっぴの件はどう絡ませていいのか笑ってしまったんですが、好きなようにこねくりまわしました。


こねくりまわした先輩と絡ませた結果できたのが『芋バンビのモモコ』でした。
彼女については大して悩むことなく決まったような気がします。先輩に立ち向かえるのは、田舎のおばちゃん根性を持ったおなごじゃないとだめだと思いました。


どうなることかと思いましたが、そうなってどうなって先輩と芋で進めることになりました。







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