竜星
□第四章
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『んっ───』
朝、安樹は起きた
『ファ〜ア・・・もう、朝か』
「安樹〜!朝ご飯、できたわよ」
下からは、おばさんの声がする
『今、行きまーす!』
安樹は、支度をして、リビングへ向かった
空いている席に座った
しかし、いつもなら隣は居ないはずの席が誰かが、座っていた
安樹は、おそるおそる隣を見た
そこに居たのは・・・
『修也!』
だったのだ
豪炎寺は、済ましながらコーヒーを飲んでいた
『何で、修也が!』
「あら、いいじゃない」
おばさんが、ご飯を運んで来た
「今日、豪炎寺くんね、両親が朝から忙しいらしいのよ」
はいっ、と言いながらご飯を置いた
『へー、あっ!いただきます』
手を合わせて、ご飯を食べた
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