Novel
□儚く春に散る…生命
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━早朝━
―目覚まし時計のベルが鳴り響く―。
悠夜「ん…」
僕は『一ノ瀬悠夜』…この春、高校2年生になる。
だけど…
悠夜の母「悠夜?もう時間よ!いい加減起きなさい!!」
そう…僕は朝が一番苦手なのだ―。
僕の家族は4人家族で、僕は長男…下は妹が居て、父さんと母さんが居る
いつもなら、妹が起こしに来るのだけれど…妹は、部活の合宿で3日間居ないのである。
悠夜の母「悠夜ッ!!」
母さんの怒鳴り声で慌てて起きた。
悠夜「行ってきまーす!」と、僕はパンをかじりながら学校へ急いで走った。
―高校2年にもなって朝が弱いなんて…情けないよなぁ…。―
と…そう一人で呟きながら、学校まで走ったのだった―。