グレーテルの足跡

60万HIT記念SS
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俺のそんな些細な反応を見逃さなかった長瀬会長は




「もちろん一哉君は一緒にやってくれるよね?」



っとニッコリ笑いながら俺を見る。




「バーカ、一哉がお前にかまうわけな「いいですよ。」だろ」





「「「………………え」」」





俺の即答に茜先輩と誠也先輩、恭平先輩の言葉か被った。




「仕事も一段落つきましたし、いま暇ですし。」




俺が無表情でそう言っている中、みんなの頭の中は、





『一哉、チョコレートケーキが欲しいんだな……』





とシンクロしていた。





「フフフッ一哉君ならそう言ってくれると思ってたよ♪もちろん風紀委員さん達もするよね?」




長瀬会長のその言葉に茜達はぐっ……と唸ったが、ゲームは生徒会、風紀委員全員で始まった。







*****






「は?王様ゲーム?」




恭平先輩が長瀬会長を睨みながら口を開いた。




「そうそう、はい皆この棒引いてね〜♪」




恭平先輩の言葉を軽く流し、長瀬会長は俺達の前に棒を出す。




「王様ゲームに優勝とかないんじゃないか?」




昇先輩も首をかしげながら口を開く。




「細かいことは気にしないの!!だって












ゲームなんだから。」











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