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まったく、おじさんも悪戯がすぎるよ。キ…スしなくても、あんな濃いのをしたのは初めてなのに。………〜っ!!!!思い出しただけで恥ずかしくなる。




理事長室を出て早足で寮に向かいながらさっきのことが頭から離れない。




早く自分の部屋に行ってチョコレートを食べたい!!!!実は鞄の中はほとんどチョコレートなのだ。




チョコレートの事を考えると幸せな気分になり、おじさんからの悪戯も気にしなくなる。




一哉は気分を良くし管理人室の扉を叩いた。




「はぃは〜い。ちょっと待てよ〜………何?」




中から出て来たのは茶髪にロン毛のワイルドなお兄さんだった。




「初めまして。今日からお世話になる佐藤一哉です。」



そのお兄さんは俺を品定めするみたいに頭のてっぺんから足先までを目で往復している。






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