グレーテルの足跡
□100万HIT記念SS
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「夏……っと言えば」
「海でしょう♪」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………おい。なんでここにクズがいんだよ!!」
真夏の太陽が眩しい今日この頃。
みんな風紀委員室で涼んでいて、昇先輩がいきなりそう言ったことに対して考えていた。
すると、みんなが答えるよりも先に割って入ってきたのが長瀬会長。
「ん〜?だって暇だから♪」
「「仕事しろよ!!!!」」
茜先輩と恭平先輩の言葉が被る。
と、その時勢い良く風紀委員室の扉が開いた。
「こぉぉぉら!!何してん会長!!!ちょっと目を離すとすぐこうや!!!」
「いっちやー!!!えへ、きちゃった!!」
「和樹、可愛コぶっても可愛くねーぞ。」
「逆に強司先輩は身長に似合った可愛い顔してますよ。ええ、身長に似合ったね。」
「喧嘩売ってんのか和樹!!!」
「綾瀬、和樹静かにしないか。」
「そうだよ!!沢木先輩が言ってるんだから静かにしないと!!」
他の生徒会メンバーも続々風紀委員室に入って来た。
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