小説の部屋

□花火と浴衣と…
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「あ゛〜、今回の標的は面倒だったな〜」

「だが久しぶりにまとまった金が手に入ったぞ」

「‥久しぶりにまともなご飯が食べれるね」

オープンカフェでお茶をしながら、そんな会話を交わす三人。

「‥カップメンばっかでもう飽き飽きだったからな〜」

「それはお前のせいで賞金の大半が消えていくせいだ!」

ため息をついたトレインに前方からスヴェンの非難の声が突き刺さる。

「…器物破損、怪我人への治療費及び謝礼金、買い食い、遊び、訓練に使った弾薬の料金etc...まだ言おうか?」

「ぐっ!」

さらに横からイヴが具体的な例を上げる。
二名からの非難の矢がトレインに突き刺さる。

「「わかったら少しは自重しろ(副:さもなくば飯抜き)!!」」

「‥‥‥はい‥υ」

トレインは精神的に(副音声で)叩きのめされた。
それを二人が満足気に眺めていると、街中のスピーカーから《キイィィィィィンッ》と音が鳴った。

 
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