小説の部屋
□想い
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荷物の山が動いていた。
否、それは山ではなく、ナンパを終えて戦利品を持ったゼロスだった。
「いやぁ〜今日も大漁♪大漁♪」
「おかえり〜。ゼロスお疲れ、すごい量だね〜」
「何?今日もナンパしてきたの?」
コレットがゼロスの荷物を持つのを手伝い、ジーニアスが呆れ顔で見ている。
「ありがと〜コレットちゃんvVvVうるせぇガキんちょ」
荷物を置いたコレットに抱きつき、ジーニアスを手で追い払う。
「コラッ、早くこっちにきなさい」
そして、それをリフィルが一喝する。
そんな、いつも通りの毎日だった。
夜までは………