novel
□言葉にして
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「あ…わりぃ。ついイライラして…」
「んー??別にぃ♪」
俺が怒鳴ったのに田島はそんなの気にもしないようにキョトーン。って俺を見上げてた
こいつ…俺がその上目遣いに弱いって知っててやってんのか??
「ゴメン…花井。遊ばないって言ったけど…やっぱり花井にかまってほしくて、わかってるんだけど…わざと花井に質問してた。」
こんどは叱られた犬みたいにシューン。ってなって申し訳なさそうに俺を見上げてた
そう言えば…最近は部活とか忙しくてあんま田島と一緒にいれなかったかんな…
「俺も怒鳴ってわるかった。もう勉強は終わりにして遊ぶか♪」
「マジ!?いいの☆」
「おぅ☆」
これといった遊びはしなかったけど、田島と話した日常トークみたいなのはすごく楽しかった。