novel
□ずっとずっと…
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「なぁ、こんな遅くまでやってて大丈夫か?」
「俺はそんなにやわじゃねー」
うっ。泉って俺のこと嫌いなのかなぁ…
最近ますます冷たくなってきた。
俺なんかしたかなぁ(涙)
「はぁ…」
「ウザイ。待ってんの嫌なら先帰ってもいいんだぜ?」
「泉と帰りたいからいいのー。」
ウザイとか言われると真面目に凹みますよ…
やっぱ…好きなんだよなぁ。
ずっとずっと…気付いたら好きになって、泉を目で追ってて…
俺がさりげなさをよそおって一緒に帰るようになった
「浜田ーアイスおごって。」
「んーいいよ。」
近くのコンビニに寄って泉はアイス、俺は飲みもん買って外でちょっと立ち話して…
これもいつものこと。
いつものことなのに…心臓がドキドキ言って泉から目が離せない。
「なぁ…なんか言いたいことあんならハッキリ言ってくんない?」
泉を見つめてたら気付かれて…
「なぁ…泉って好きなヤツとかいんの?」
「…はぁ?」
やっべぇ…ちょくに言っちゃったよ。
ど、どうしよう…