物語B
□今はまだ夢の半ば。
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俺の愛する彼女、いの。
俺のベッドでゴロゴロと横になっている。
「サスケくんの夢ってなぁにー??」
唐突にそんな事を聞き出した。
「まぁ…………色々と」
「えー?何よー。彼女にも言えない事ー?」
「それは一切ねぇ!!!!」
珍しく怒鳴る俺。
むしろ、お前が必要なんだから。
「じゃー言ってよー」
俺の夢を言ったら、お前はどうする?
協力してくれるか?
「私に協力出来る事ならさ…協力するよー?」
いの―…本当か?
「サスケくんの夢は私の夢でもあるんだからさ。言ってくれたら協力するけど…」
「いの…」
「…サスケくんの夢だもんね。私何かじゃ無理かー」
ふふ、っと笑ういの。
俺の夢はお前の夢。
お前はそう言った。
「俺の夢の実現には…いの。―…お前が必要だ」
「―…え?」
いのとしか叶えられない夢。
いのしか考えられない。
いのは俺の夢の結晶。
「俺の夢は―…」
いのが一緒にいる未来。
「一族の復興だ」
・Fin・
*アトガキ*→