物語B
□お見舞い
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「最悪…」
今日は任務だってのに、熱出しちゃった。
最悪。
「はぁ…」
私の任務には、変わりに私の彼氏が行ってくれるらしい。
「キバ大丈夫かな…」
そう、キバ。
私とキバは付き合ってるの。
「ごほ…っ」
咳まで出てきたな〜…。
キバ、パパ、シカマルも…サクラも…皆ゆっくり休め、って言ったけど……キバが心配で休めないわよ!!
任務はAランク。
キバなら大丈夫なのは判ってるけど……。
「………」
任務が終わったら、お見舞いに来るって言ってたのに……………まだ来ない。
やっぱり手こずってるのかしら…。
「熱下がんないし…」
――…いや、キバの事だから……私の事、忘れてたり…??
「ま…その方がうつさなくて済むしね―…」
なーんてぼやいてた、その時。
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