Daily-Glue.
□14.文武…両道!?
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…それで、一護が鞄から取り出した紙切れは…。
某名門進学塾"四●谷学院"のパンフレット。"●月○日、日本をテストします"
なんていう強烈なお言葉が書かれていて、その横には可愛らしい小学生の女の子。
「これを手本にしたら、結構良いのが描けそうじゃ無えか?」
…あー…。成程。こいつはきっとロリコry
嘘です。ごめんなさい。
「…じゃあ、そうする。貸して、一護」
一護から例のパンフレットを受け取って、馬鹿でかい模造紙にペン先を当てる。
この子をイメージして描くくらいなら、大して難易度は高くないと思う。
ルキアと乱菊が、物凄い見入ってくれてるのが、少し嬉しい。
気恥ずかしくない訳じゃないけど、誰かが認めてくれる特技があるってこと。
何だか、嬉しい。
数分後、小学生チックな少女が一人、描き上がった。
「…やっぱすげえな、鈴平」
一護が、率直に感心していた。
「すごいリアルね…」
乱菊が、目を丸くする。
「後は、それに色を付ければ問題なしなんだが」
「目はピンクの立体画像が良いと思うぜ」
日番谷が言い終わらぬうちに、また一護が馬鹿げたことを。
「ム…」
チャド…ぶっちゃけ存在感が薄すぎる…けど、何か反論してるっぽい。
日番谷があきれながらも、結局は一護の意見を採用して、可愛い女の子の目の色がピンクになることに。
で、クラスマッチが始まるまでの時間で仕上げようだとか言うものだから、
…時間があまり無くて。急ピッチで色を塗って、塗り終わった十数分後にはもう開会式。
…下らぬ文武両道だ、と、ルキアがぼやいているのが聞こえた。
オチが無くてすいません…
by管理人