Daily-Glue.

□7.VIVA★夏合宿
2ページ/3ページ

…合宿場に選ばれたのは、郊外の閑静な(山中の)別荘街。
沢山立ち並ぶ別荘の2割は公営で、そこを借りるらしい。

「鈴平、雛森がA2クラスで、松本に朽木はB1。日番谷はV2で、…石田はV1」

バスの中で、数学のオッサン…(ニックネームは)黒雲母が、延々と塾生のクラス分けを読み上げていた。

ちなみにクラスのランク付けは、上から順に
V1〜2、A1〜3、B1〜3、C1〜3。
私は、ギリで上のほうに食い込んだわけだ。

…でも、桃と同じクラスになるとは思わなかった。

通常授業では、私はSクラスで桃はその一つ下のクラスにいる。
きっと、夏の間で頑張ったんだろうなぁ…。

でもって、石田。石田雨竜は案の定、TOP入りしてる。

普段、塾で私と同じクラスにいるなんて、信じられないよ。
偏差値70前後だなんて。神だよ、神。


バスから降りて、乱菊、ルキア、そして桃と私の4人で昼食を摂りながら、私達はひたすらそんな話をしていた。

30分後には、早速理科の授業が入る。 
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ